週末まったりアートプロジェクト (SMAP)

情報収集が大好きな30代社会人が、プロジェクトとして週末のアート活動を充実させる記録。絵画教室、アートイベント、美術館などの展示、おすすめの本などの情報を紹介します。日々の活動を報告していきます。

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【本】ノンデザイナーズ・デザインブック (ロビン・ウィリアムズ)レビュー

今週のお題「芸術の秋」…ということでたくさん書きます!

今日はロビン・ウィリアムズ著 「ノンデザイナーズ・デザインブック」をご紹介します。

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

 

 デザインを勉強し始めるならまずコレ!というこの本の存在は随分前から知っていたのですが、"ノンデザイナーズ"というタイトルに
「私デザイン昔から好きだし。ノンデザイナーじゃないし
という妙な反発心を抱いてしまってたために、読むまでだいぶ時間がかかってしまってました…
読んだ結論。ほんとに読んでよかったです…

 

そもそも私が久々にデザインを勉強しようと思い立ったきっかけは、自分も将来はデザイナーとかやってみたいな〜なんてぼんやり思っている自分に気づいたこと。
あれ、なんでデザイナー?と掘り下げて考えていくと、気づきました。
なんかオシャレでスッキリした雑誌とか広告とかサイトとか見てると、それを作ってる人もきっとオシャレでスッキリした充実ライフを送ってる気がしてくるからです(!)
 
じゃあ逆に、オシャレデザインが作れるようになれれば今のままでもオシャレ気分になれるんじゃない?

…という、気分的な動機です。

 

読んでみてわかったこと。
今まで、
おしゃれ=よいデザイン
だと思ってたけど、そうではなくて
わかりやすい+おしゃれ=よいデザイン、なんだということを実感。
そして、日々作ってるなんでもないような書類だってぜんぶ「デザイン」でできてるものなのだとわかりました。

 

この本が伝えてくれることは、至ってシンプル。デザインに必要な原則の繰り返し。たとえば文章でよく見かける(やりがちな)中央添えがひたすら否定されますが、確かにやってみると左添えや右添えの方が断然かっこいい。そういう大事なことが何度もなんども繰り返されてるんですが、不思議とクドイとは思いません。むしろ、同じことを言われるたびに忘れてたことを思い出して納得する感じ。ひたすら読者に寄り添う。そして洗練された構成…そうか、これがデザインってことなのか。

本の後半はタイポグラフィの話。「構造」と「形」の違いなど、すぐには理解できずに読み返した部分もありました。でも、タイポグラフィって文字オタクのためのニッチなものかと勝手に思ってたら、とんでもない。タイポグラフィこそが文書全体の印象を決めてしまうものだったんですね。

 

細かいところに気を配って、それを把握してコントロールすること。何事もそれができるかどうかがプロフェッショナルを決めるのかな…なんて考えたり。

さて、ノンデザイナーズ・デザインブックを読み終えた私はというと、仕事で作る文書の見栄えが明らかに良くなりました。現在の仕事の中に新たな楽しみを見出すという、思わぬ収穫。どんな人でも一度は読んでみてほしい本。世界を見る目が変わりました。☆5つです。

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]

ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]