週末まったりアートプロジェクト (SMAP)

30代社会人が、プロジェクトとして週末のアート活動を充実させる記録。絵画教室、アートイベント、美術館などの展示、おすすめの本などの情報を紹介します。日々の活動を報告していきます。

週末まったりアートプロジェクト

国立新美術館の安藤忠雄展に行って来ました

お題「芸術の秋」

最近美術館行きまくってます。今回は国立新美術館安藤忠雄ー挑戦ー展。建築家の展示に行ったのは初めてです。

www.tadao-ando.com

ゴッホ展とかも同じ東京でやってる中、安藤忠雄展がどれほど混んでるのだろうかと思いましたが、土日は大混雑でした。私が行ったときの話ですが、入場整理がされていなかったことが逆に悪かった気がします。最初の展示スペースが狭く、皆さんとてもゆっくり見ているので全然進まない。展示されてるのも小さなスケッチとかが多くて、列が進むのを待ってないと全く見えません。正直、結構嫌になりました。

ただ、感想はと聞かれたら、間違いなく「見てよかった」と答えます。

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わざわざ自腹で本物のレプリカを作ったと話題の「光の教会」展示。実際入ってみるとそこここに工夫を感じられます。

 

 

私は人のライフストーリーを読んだり聞いたりするのが好きなのですが、こちらは安藤忠雄が生涯をかけて取り組んで来た作品がひたすら展示されてるので、仕事面でのライフストーリー的な面もあり。世界的に有名な建築家の展示ということで、私にとってあまり見たことのない異分野の展示だったことも興味深く見ることができました。

そして大混雑だった序盤の展示に安藤忠雄のアトリエが再現されてるんですが、本棚がすごい。独学で建築家になったとのことなんですが、これだけ読まなきゃいけないんだなーと。大阪中之島に子ども向けの図書館を作ろうという新聞記事が展示されてたんですが、その中で"読書は子どもたちの感性を磨く上で非常に重要"と、活字文化の復活を訴えていたのも頷けます。

 

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直島の展示の一部。ほんの一部、撮影可です。

 

そして、アーティストとしての安藤忠雄。建築物を作る上で重要なのは、「形ではなく心に残るかどうか」だということ。建物はやがてダメになることはあっても、心に残れば良いと。これってデザイナーのセリフだなぁと思いました。そんな解説がそこここにあって、展示されている作品への理解も深まったと思います。

ちなみに話題になってるらしい音声ガイドですが、安藤忠雄本人の肉声によるもので裏話的なのも結構あり、借りないと半分しか楽しめないんじゃないかって感じでした。話すのを初めて聴く人は尚更、人柄がよくわかるのでぜひ借りてください。そういうわけで、チケット代と合わせると私の感覚では「割高だなぁ…」と思えてしまいました。ただ、安藤忠雄のファンでもなく建物に元々あんまり興味もない私でも楽しめたので、そもそも気になってるという方はぜひとも行ってみてください!私は見るのに2時間ほど掛かりましたので、時間がたっぷり取れる時に。